ゴリコップ

　茄子に割り箸を刺した、お盆オブジェ(あれに乗ってご先祖様って帰ってくるらしいぜ!!あんな変なものになぜまたがるのですか?ご先祖様にはやっぱり、15メートル位のリムジンだとか、コンコルドだとか、そういったエグゼクティブ乗り物に乗って帰ってきて欲しいぜ!せめて、のぞみ号!!)も作らせてもくれずに、お盆にご先祖様と戯れるのをとめられて、憮然とした表情を引っさげて、出社するのです。そんなときに限って忙しくて、あーーもう疲れるし、ご先祖様と戯れることができないし、やだねーって言いながら、社員食堂で飯食って、その後いつもの、築地ベローチェで喫茶。昼食後は同僚たちとそこへ赴き、仕事の愚痴だとか、他人の悪口だとかを言い合って、ちょっとはストレスを軽減させているのでしょうね。
　ベローチェにて、衝撃的な人物との出会いがあったのです。僕がこの世で一番愛してやまないフリーライター、吉村智樹氏がおられたのです。何のお仕事だったのでしょうか、まさかご本人にあんなところで出くわすとは!!!びっくりしすぎて、声をかけそびれてしまい、アワアワしているうちに店を出て行かれたのですが、ウヒーびっくり。ああああ、ひと声、ひと声でもお話したかったなあ、なんていう後悔は、後から後から押し寄せてくるのですね。
　吉村氏のことは、手前味噌ではございますが、この日の日記に収められております。僕にとって、いかに大人物であるか。
　そんなこんなで、今年のお盆、ご先祖様には会えなかったのですが、吉村智樹氏には会えたので、よしとしますか。