愛と感動のアメママン

五月から、五人新人さんが入ってきて、既に二人辞めました。
　僕はもう、ある程度の諦観をもって今の仕事を始めたので、どうにか続けていられるけれども、（とはいえ、目標と現実の折り合いを付けるのは結構な時間が掛かりましたが。今もまだ、完全に飲み込んだわけじゃありませんよ。最終的な目標にたいして。まあそれでも、この仕事、はっきり言って楽だし、福利厚生もしっかりしている。有給なんて、うるさいほどに『取れ取れ』と言われるし。まあ僕にとっては『きちんと給料がもらえる』ということだけでもありがたいのです。あー前の会社のトラウマよ。）なんというか、マスコミに対する夢、的なものを抱いてこの仕事を始めると、ギャップはあるでしょうね。ただひたすらに単純作業だし、地味だし、クリエイティブな要素もまったくない。 まあ、辞めるのは全然かまわないです。ただ、辞め方ですよね。一人は、突然電話してきて『辞めます』と。うひゃあ凄いなあ。まかり通るのか。でもね、これはまだいいほうで、僕も前の会社を辞めたときは似た感じでしたけど。
もう一人は凄いよ、会社に保険証と社員証を送り付けてきやがった！これはもう、辞め方ルネッサンス！こんな辞め方があるのか！と、残された我々は目からウロコが！ハッハーヒフヘホー参考になるなあ！これってさあ、28歳の男がやることかしら！たぶんあの人は何をしてもダメな人なんだろうなあ。自販機のおつりの取り忘れを漁って生きればいいよ。
でもね、この辞め方の凄いところは、方法としてのインパクトだけではないのです。いくら、『今日で辞めます』と電話をしたところで、保険証・社員証の返却などの事務的な手続きのために一度は来社しなければならないのです。これはもう大変に気まずいでしょうね。しかし、一方的に送り付ければ、辞める宣言とともに事務手続きも済んでしまいます！そう、緻密な計算に基づいた、2005年現在では最も合理的な辞め方だったのです！
みなさんいいですか、仕事を辞めるときは最低でも一ヵ月前には言っておきましょう！