次の停車駅は、木、木

日曜日は、ドライブに出掛けました。


行き先は山梨の『猿橋』です。特に行き先が決まっていなかったようだったので、僕の一存で決めさせてもらいました。


けど、猿橋自体にはあまり用事はなくて、んじゃあ何しに行きやがったんだバカヤロウ、って、わかりますよ、そんな声。


何しに行ったかというと、お土産を買いに行ったんです。


以前、猿橋には一度だけいったことがありまして、その際に、『あまりにもコクがありすぎて誰も買わない木彫りの天狗(添付写真左から２番目)』を購入したのですが、以来、それ以外にも販売されていた木彫りの置物のことが頭から離れずに、一年以上たったのだろうかね、いつか買い占めたいと、そう思っていたのです。


ですから、今回のお誘いはまさに渡りに船！ですので、ここぞとばかりに五体ほど買いました。これにて全部で六体になりました。


　残念ながらコンプリートには至りませんでしたが(この木彫りの置物たちは、おそらく、お土産屋さんのおじいちゃんが自ら製作していると思われるんですが、全てを買い占めてしまいますと、おじいさんがこれを期に店を辞めてしまいそうな、そんな雰囲気さえ感じてしまったのです。ですから、全てを購入することが、はばかられてしまったんです)、ほとんど買いあさってやりました。残り在庫は、三体です。欲しい人は、早めに駆け込まないと売り切れてしまうよ！


それにしてもまあ、『猿橋の木彫り人形』を六体も集めたなんて、僕は日本一の『猿橋の木彫り人形』コレクターになれたのかもしれませんね。


なんて、目的を早々に達成して、帰路ですよ、休憩で立ち寄った道の駅で、おっちゃんは結構大きな買い物を敢行してしまったのです。その道の駅では、『漆フェア』という、なんとも地味なフェアが開催中でして、それでも、なかなかにディスカウント感溢れるフェアで、楽しく見てたら、とあるちゃぶ台的なものが目に入ったんですよ。


詳しい機能は省きますけど、一石三鳥のすぐれもので、大変よい買い物をしたと思います。


と思ったけど、やっぱり詳しい機能を説明しますよ。どうや、優しいやろう！まずね、天板部分っていうんですか、ようするに食器が乗る部分ですね、そこが取り外し可能なんですよ、んで、それはおぼんになるわけです。台所にて作った料理を乗せて、そのままカポッとはめ込めば、はい、そこはもう食卓なんですよ。しかも、おぼんを外せば中には食器を収納するスペースが存在するのです！
おぼん=蓋って、そういう図式も成立するんやで！ま、まさに、一石三鳥！


ああ、結構金使ったなあ、でも、そろそろパチンコも潮時ですしね、ここはひとつ、残るものを買っておきたかったのです。


んで、別の道の駅で晩飯を食べたのですが、これがまた、なかなかうまくて驚きました。『ステーキ定食1500円』をいただいたのですが、これがよう、焼かれたステーキが出てくると思うじゃないですか、ところがどっこい、運ばれてきたのは生肉や！そう、セルフサービス！あれだ、個人用鉄板に牛脂が一つ、その下には固形燃料！おっちゃんは、固形燃料には目がなくて、張り切っちゃうタイプです。旅館なんかでも、一人用鍋だとかありがちですよね、あれ、大好きや！だって、なんだか楽しい！


肉以外はというと、玉ねぎ・ピーマン・ねぎ。ステーキというよりは焼き肉ですよ。んで、肝心な肉ですが、これがまた、なかなか柔らかくて旨かったんですよ。プラスとん汁、冷やっこ、満足感はかなりのものでした。


とまあ、こんな日曜日はどうでしたか？