源五郎丸洋

なぜ錦糸町にコンタクトレンズを買いに行ったのかというと、近いし安いからです。フリーペーパーに広告が載っていたのですが、破格！ハードコンタクト一枚1980円って、ちょっと考えられない。何だか怪しさを感じつつも、近いし、行ってみました。
広告に載っていた、一枚1980円のコンタクト、存在しました。んでまあ、『それならばその1980円のやつをくれ』と言うと、眼科の兄ちゃんが『このレンズは、保障が一切効きません。その上、安物ですから非常に目に悪いです。はっきり言ってお薦めできませんが、それでもいいですか？もしだめならば、一枚2980円でお薦めのレンズがあるのですが、そちらはいかがでしょう？』って、そんなもんいいわけがないだろう！詐欺だ！詐欺だ！広告にバカでかく載せといて！ここまであからさまなのは珍しいですよ。
怒る人もいるだろうけど、僕はこういったシチュエーションになると、おもしろくなってしまうクセがありまして、にやりとしながら、『2980円のやつでいいですよ』と。
こんな店ですから、ズサンなことしてるに違いないと、チェックを開始しました。アハー適当だー。普通、ハードコンタクトの場合は、診察の一環として、仮のレンズをはめたまま30分くらい待機しないといけないのですが、そんなもんは3分くらいで済まされて、『違和感とか痛みとかないですかー？』と聞かれても、わかりっこありません。いちいち雑でズサンで、おもしろい。
　僕はそろそろコンタクト中級者くらいですから、それなりに扱いを心得ているつもりですが、初めてコンタクトを付ける人にはあまりにも雑な処方でして、他人事ながら心配です。
極め付けは眼科の助手のヤツ！あまりにも勤務態度が不真面目で、こんなヤツをウォッチするのがわりと好きな僕でさえ腹が立って注意しそうになってしまいました。場所は診察室ですよ！コンタクト屋に併設している眼科とはいえ、病院ですよ！患者というか客というか、いっぱいいてます。サッカーの話をジェスチャー付きでわめきちらす！イライライライライライラ！さらに決定的なのは、診察が終わって、待合室で支払いを待っているとそいつがなぜだか受け付けにまでやって来て、受け付けのオネーチャンにちょっかいをだす！『凝っていますねーお揉みしましょうか、肩じゃなくて、胸を、アハーそれってセクハラかー』って！オネーチャン、苦笑い！俺、青筋！飲み屋のバイト同士の会話じゃないんだぜ！ここはホスピタルなんだぜ！
あーおもしろかったー。コンタクト購入を考えている方おりましたら紹介しますよー。錦糸町にある、『●●●コンタクト』というお店です。
とはいえ、2980円でも破格に違いはなく、どこの馬の骨だか知らないメーカー製のレンズですが、今のところ問題はなく非常にクリアな視界がうれしいです。