ﾄﾗﾝｽﾌｧｰ

　んで､今日の出勤時間なんですけどね､あれなんですよ､ｱﾗｰﾑで目が覚めて､疲れてるじゃないですか､だから､このまま二度寝したら絶対遅刻するだろうなあと思い､気合とともに無理やり起きたんですよ『ｳﾘｬｰｰｰ』とか言って｡いつもは､寝てるのと起きてるのとの中間の『まどろみ』っていうんですか､あれを楽しみたいがために､余裕を持ってｱﾗｰﾑをｾｯﾄしてるんですけどね､だから､ｱﾗｰﾑとともに起きてしまうと､だいぶ早めに家を出ることになってしまうんです｡でもまあ､疲れてるから､ゆっくりいくかあと思い､早めに家を出たら､いやまあ､なんというか､『早起きは三文の徳』とはよく言ったもので､心の隅っこに引っかかっていたことが､ｽﾙｽﾙﾘと解決してしまったのです｡小岩から秋葉原、モヤモヤが物凄い勢いで氷解してゆくのです。本当ね､こんなことで大騒ぎしていたら恥ずかしいって言うくらいに瑣末なことなんですけれども､僕のこの性格上､非常に笑顔になれるというか｡まあ､半年前に戻れたというか､いや決して戻ってはいないんですけどね､事実は事実なのですから｡詳しくは言いませんけれども､本当に､気が楽になって､あれだなあ､体は疲れていたのですけれども､空気が違ったなあ｡なんてねえ｡